🖖 「あっ、おはようございます、しれぇ!」 しかし、そんな時にも艦娘とは出くわしてしまう。 大勢の艦娘たちの食事と会話で盛り上がっている食堂だったが、そこに提督の姿はなかった。
🙏 もう少し早く着任できていればよかったんだが…クソッ!」 大和「この後だって…一緒に休憩しようって言われてて…なんで私ばっかりこんな目に合わないといけないのかしら…グスッ」 武蔵「安心しろ、大和。
🤫 おかげでいい装備がたくさんできたし、皆も提督にお礼が言いたいって言ってたわ」 「そうか… それはなによりだ」 喜々として話す夕張とは裏腹に、提督は引きつった笑みを浮かべていた。 「あの… それで新しい提督はどちらに…?」 彼は周囲を見回すが、車から降りてきたのは大将一人だけ。 俺は大和の悲しむ顔なんて見たくないんだ。
10🐝 少し遅れて、執務室へと一人の艦娘が提督の元へとやってきた。
⚒ だが夕張はそんな提督の計画を知らず、自分のためにここまでしてくれた提督に報いようといつも以上に頑張って開発をこなし、その結果強力な装備が大量にできたため、嫌われるどころかかえって艦娘たちからより好感を持たれてしまったのであった。 せっかくだからしれぇも一緒にやろうよ」 「ちょっと、駄目よ時津風! 司令官は仕事を終えたばかりで疲れてるのよ」 「ええー、ちょっとくらいいいじゃん!? ねえしれぇいいでしょねえねえ?」 腕にしがみつきながら一緒に遊ぼうとせがむ時津風。
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