🔥 」など、とても真剣にお怨みになっておられるので、「あぁ、おかしなことを。
🤗 郭公《ほととぎす》雲居《くもゐ》のよそに音をぞ鳴く (雲の彼方《かなた》から、ほととぎすの鳴く声が聞こえます) 姫君が上《かみ》の句を詠むと、玉水がすぐに下《しも》の句を詠んだ。
♻ (3) いとうつくしげに、 雛 ひひな のやうなる御ありさまを、夢の心地して見 奉る にも、 たいそうかわいらしい様子で、ひな人形のような(明石の姫君の)ご様子を、夢のような心地で見申し上げるにつけても、 涙のみとどまらぬは、一つものとぞ見えざりける。 」と答えて部屋に引っ込んでしまったので、後になってまだ、(宣方)「人の恥になるようなことを言いつけた。 人は、見た目の美しいことを好むものだ。
12☏ 姉は少納言とて二十になり、妹は侍従とて十八になりけり。 貴族の娘である姫君に似つかわしくない格好である。 しかしその小人は楊貴妃や小野小町にも負けないほどの美人だと人々が言うほどの容姿に成長した。
19☝ かぐや姫もそこまで帝に思われると、さすがに情の篭った返歌を返すようになってきて、帝もまた季節の木々や草花を詠んだ素敵な歌をかぐや姫へと送り続けたのである。