✔ なお、リストやブラームスも、おそらくはショパンに影響されてピアノ曲としてのバラードを作りました。 テンポを維持したまま突っ込んで破綻した演奏になるよりも、多少速度をゆるめて切り抜けた方が良いと思うのですが。
☕ できればクレメンティなども「易しい」と思わずに弾いてみること。 スケルツォは「冗談」を意味する言葉を語源に持ち、日本語では「諧謔曲」と訳されて いたようです。
20📱 その作品の内容、様式、そして調性プランについて調査している。 また、デュナーミクをピアノ全体の音量でしか捉えていないようで、ポリフォニックなフレーズにおいて各声部を別々の音量で弾くとか、そういった表現がとても稚拙です。 第1巻第1番のフーガは3声ではなく4声で、技術的にも最初に弾くべき曲ではありません。
4🤟 3.管理人コメント まず表を一目見て分かるのは、第1番、第4番の圧倒的な人気の高さです。 全然知らないピアニストだったのですが、こういう素晴らしいCDに出会えることもあるので聴き比べは面白いです。
9⚠ 「この内声は大切にしてくださいね」とショパンが楽譜に記した箇所がアルペジオの海から忽然と浮き上がってくるところなどはぞくぞくします。 ピアノを弾く基礎能力はべらぼうに高いと思うので、もっとしっかりと楽譜を読み、表現を詰めていただきたいものです。 曲の至るところに技巧的なパッセージがちりばめられていて、 取り組むたびに難しさを感じます。
17✆ だからといって細部をなおざりにしていないところもさすが。 実はショパンは変奏の名人なのですが、「変奏曲 Valiation」というタイトルの付く曲はごくわずかで、それも20歳前後の時期にしか作っていません。 なお、《バラード》4曲はすべて複合2拍子、《スケルツォ》は3拍子で書かれており、これが唯一の外形的な特徴といえなくもない。
3👆 三度目に登場した第一主題は、なんとカノンになっています。 流れのよさと、しっかりしたディテール表現が両立しているので、ツィメルマンでは重すぎて聞きにくいという人におすすめできます。 音を押さえるだけなら何とかなるでしょうし、 練習していくうちに、ちょっと今の自分では無理だと感じたら レベルアップしてからもう一度取り組めばいいわけです。
2