🔥 自分が養子であるという言葉を忘れられず、アーサーはアーカム州立病院へ行き母ペニーの入院記録を調べると、自分は養子でそもそも母親と血縁関係にないこと、母親は精神疾患を患っていたこと、母の交際相手の男性がアーサーを虐待して脳に損傷を負わせたという事実が、当時の入院記録や新聞記事の切り抜きから判明しました。 アーサー・フレックは精神病院の中でカウンセラーと話をしていましたが、その話の内容こそが物語で描かれていたこと、だとも考えられそうですね。
10😔 だからこそ、『ジョーカー』は強い意志がなければ作ることができない映画だったともいえる。 実はすでに刑事たちはアーサーに目星をつけて調査に乗り出しており、詰問にあったペニーは脳卒中で倒れてしまったのだ。 車のボンネット上にジョーカーが立ちあがると、彼を取り囲み、まるで彼を英雄かのように讃える市民たちの姿がありました。
19🙄 それほどまでに、本作は映画ファンにとってまさに待望の一本なのである。
🤟 観客のため 最後の理由としては、観客のためですね。 ラストシーンだけが「現代」の設定になっていると仮定すると 「ジョーカー」はすでにこの世に生まれている、存在しているということを暗示することになる。
5⌚ しかし、本作のラストシーンが表すのは、バットマンすら「アーサーの妄想の産物」だということだ。 『 vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)や『ワンダーウーマン』(2017)、『ジャスティス・リーグ』(2017)、『アクアマン』(2018、日本2019)など、近年も話題作が続いたDC映画だが、そんな中で、なぜジョーカーという異形の存在が観客にこれほど受け入れられたのか。
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